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行動表絵画(1992年〜)

-作品「行動表絵画」について-

行動表絵画とは?

 一ヵ月単位の行動表をキャンバスに記録した作品です。私自身の行動表を一ヵ月単位でまとめ 作品にしたり、また他の人にも行動表を記入していただき私がそのまま文字をコンピューターに 打ち込み作品化しています。他の人の場合は展覧会場や、郵便、インターネット上で自発的に参 加していただいており、既に400人以上の方に参加していただいております。参加していただ ける方は、下にある書式をコピーし記入して、メール takuma_aki@yahoo.co.jp で、お送りください。     

どうして一ヵ月単位なのか?   

 私はできるだけその場限りでないものに価値を見い出しています。現在はあまりにも「今これ が良い」と言っていても次の瞬間、「あれは冗談」ということが多すぎます。政治の世界でも同 じようなことが言えると思います。目先の利益ばかりではなく日常レベルでできるだけ長期的に 見て価値のあるものを私は大切にしたいのです。出来れば一ヵ月単位ではなく死ぬまで〜とかそ のようにしたいのです。一ヵ月以上の記録を是非お待ちしております。

どうして行動表なのか?               

 現在の世の中は、フランスの哲学者ジル・ドゥルーズが述べていますように、人間の作った全 てのものには、意味があるにもかかわらず、因果律は希薄になり、歴史の上に立つということも 、説得力が低下してきています(かといって、与論調査では、良い芸術は生まれません)。この 宇宙で、人間だけが宙に浮いているような状態であると考えられます。そのような中でも、人間 にとって比較的に確信のもてるものは、ナショナリズムでもなく、民族主義でもなく…、私は、 個人の行動の記録であると考えています。この一つ一つが重要な確信できる機械(素材)です。 言葉を素材にした作品はたくさんありますが、私は行動の記録を何よりも大切な素材にしている のです。そして私は日常をより良くするための作品を作りたいのです。行動表に記された、「結 婚」や「誕生」はとても、重要な出来事だとは思いますが、これら多量の行動表のなかでは、1 行の出来事に過ぎません。それよりも、ここに記入された1日1日の出来事全てを大切にしたい と思っています。


行動表絵画の展開〜

1992年 初めて行動の記録を用いた作品を京都市美術館「国際インパクトアートフェスティバル」にて発表する。
1994年 初めて行動表絵画の個展を京都、ギャラリー射手座にて開催する。
1995年 初めて様々な人の行動の記録を集める展覧会を大阪、信濃橋画廊にて開催する。
1996年 初めて様々な人の行動の記録の個展を信濃橋画廊で開催する。また初めて記入そのものも作品に取り込む個展をギャラリー射手座企画で開催する。
1997年 滋賀県草津市の自宅で行動表絵画を発表する。
1998年 最大級の行動表絵画を信濃橋画廊で、また亡くなるまで行動の記録を送り続ける作品をギャラリー射手座で発表する。
2000年 無限に増幅していく行動表絵画を信濃橋画廊で発表する。


-作家より協力のお願い-

-あなたの行動表を提供してください-

 現在私は、様々な人の行動表を集めています。既に、400人以上の方に記入していただきましたが、更に1枚でも多くの記録を集めたいと考えておりますので、是非、提供していただきますようよろしくお願いします。提供して下さる方は、参加していただ ける方は、下にある書式をコピーし記入して、メール takuma_aki@yahoo.co.jp で、お送りください。記入上特に注意することはありませんが、個人的な名前は伏せておいたほうがよいでしょう。寄せられた記録は大切に保管の上、作品化するつもりです。またインターネット上でも公開します。著作権は記入者に帰属しますが、作品発表の時にお知らせできないことがあります。また、記入者の記録を用いた作品が売却された場合は、買価の3割を記入者に返金することで、その作品に関するやり取りが終了することをご了承下さい。作品発表時に記入者の名前は公表しません。不明な点はお気軽にお尋ね下さい。よろしくお願いします。また、展覧会で用いている行動表を読む(随時更新中)事が出来ますので、よろしければ御覧下さい。        


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-これまで展覧会などで集めた行動表をここで読むことができます。-
 ここには、様々な人の1ヵ月単位の日常の記録があります。感情表になっている人もいれば、事実をそのまま記載している人もいるし、嘘を書いている人もいます。しかし、いずれにしても、心動かされたものの集まりであることは確かだと私は考えています。そして、それらは、最低1ヵ月単位です。私はその場限りでないものに価値を求めています。ですから、これらの記録は長ければ長い程良いと考えています。現在は何が良いのかがわかりにくい時代です。その中で、これらの日常の行動の集積こそ確信の持てるデータであり、私はこれらを最大限保護し、すくいとっていきたいと考えています。
-様々な人の行動表(随時更新中!)-

男性年齢 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33 34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64,65,66,67 68,69,70,71,72,73,74,75,76,77,78,79,80,81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100他 女性年齢 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33 34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64,65,66,67 68,69,70,71,72,73,74,75,76,77,78,79,80,81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100他

-作家本人の行動表(随時更新中!)-

誕生〜幼稚園入園 1966〜1972高校時代 1984〜1985浪人時代 1985〜1986
大学時代 1986〜1991大学院時代 1991〜1993スペイン時代 1993〜1994
彦根時代 1994〜1997草津時代〜第一子誕生まで 1997〜1999子守時代 1999〜2002
草津時代終了まで 2002〜2006鶴川単身赴任時代 2006〜2007鶴川アトリエ時代 2007〜2010//相模原時代 2010〜



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