行動表絵画─二項対立をすりぬけるために─ op.1001996年9月制作
キャンバス、ビニルボンド、ニス、チタン、コバルト、シール、ワープロによる印字、鉄、ポスト
インスタレーション
ギャラリー射手座、京都（1996年9月3日〜9月15日）大小様々なキャンバス約210枚程が壁面を埋めている。キャンバスには青の塗料（コバルトとチタンの粉をニスに混ぜたもの）が幾層にも塗ってあり、その上に行動表（様々な人のもの、キャンバス一枚で一ヵ月分）が転写されている。中心付近にはテーブルが用意されており、そこで観者は自身の行動の記録を記入し、壁面に取り付けてあるポストへ投函することができるようになっている。行動の記録を記入すること自体を作品に取り込んだ初めての試みであった。また、青いキャンバスも今回が初めてであった。
大竹 輝明、「TーC 芸術評論誌 Vol.5」（1996年）
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